例えば、リンクバナーをロールオーバーした際に画像を変化させるには、 上記のように記述します。 onmouseover、onmouseoutがそれぞれ、ロールオーバーしたとき、画像からポインタを離したときの動作を意味します。 thisとは、「このイベントが発生した場所」を意味します。つまり、「onmouseover=”this.src=’img/banner_over.jpg'”」という記述なら、 「ロールオーバーした際に、この場所の画像をbanner_over.jpgに置き換える」という意味となります。 このonmouse属性を使ったロールオーバーが他の方法と違う点は、inputタグなど、 通常ではロールオーバーが難しいタグに対してもロールオーバーが適用できるという点です。 例えば、タイプが画像のinputタグをロールオーバーさせる場合は、 上記のように記述します。 送信 inputタグに対してonmouse属性を使ってロールオーバーを表現したサンプルです。 注意点として、onmouseover属性を指定したら、必ずonmouseout属性もセットで指定しなければなりません。 仮にonmouseover属性だけを指定している場合、画像からポインタを離したときの画像が未指定のため、 画像が表示されなくなってしまいます。 また、この方法を使うデメリットとしては、JavaScriptを用いた方法なので、 閲覧者側のブラウザでJavaScriptをサポートしていない場合や、任意でJavaScriptの動作を止めている場合は、正しく機能しません。