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rcp リモート・システム間でのファイルコピー


コマンドの機能

ネットワーク上の異なるマシン間でファイルをコピーします。

コマンドの書式([]は省略可)

rcp [-prxK] コピー元 コピー先

コマンドのオプション

-p コピー元のファイル属性を保存したままコピーします。
-r 指定されたディレクトリ以下の各ファイルも再帰的にコピーします。
-x すべてのデータをDESで暗号化して送信します。
-K 「Kerberos」を用いたユーザー認証(オートログイン)を行いません。
コピー元 コピーするファイルまたはディレクトリを指定します。コピー先がディレクトリの場合、スペースで区切り、複数指定することができます。リモートマシンの場合、「ユーザー@ホスト:パス」の形式で指定します。
コピー先 コピー先のファイルまたはディレクトリを指定します。リモートマシンの場合、「ユーザー@ホスト:パス」の形式で指定します。


コマンドの使用例

$ rcp usr@rmt:/u01 /tmp/u01 「rmt」というリモートマシンにユーザー名「usr」でログインし、「/u01」以下のディレクトリをローカルマシンの「/tmp/u01」にコピーします。


関連するコマンド

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