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ping ホストとの接続確認


コマンドの機能

指定されたホストと交信が可能かどうかを確認します。リモート・ホストに対してパケットを送り、稼動していればレスポンスが戻ってきます。デフォルトでは、パケットは1秒ごとに連続して送り続けます。送信を中止するときは、「Ctrl+C」を押します。

コマンドの書式([]は省略可)

ping [-qrv] [-c 回数] [-i 秒] [-s パケットサイズ] ホスト

コマンドのオプション

-q 開始時と終了時の情報のみを表示します。
-r ゲートウェイやルーター等を経由せず、直接接続を行います。目的のホストが直接接続されていないとエラーになります。
-v 追加情報も表示します。
-c 回数 指定された回数のパケットを送ります。
-i 秒 パケットの送信間隔を秒で指定します。
-s パケットサイズ 送信するパケットのサイズを指定します。デフォルトは56バイトで、ヘッダーの8バイトを加えて64バイトとなります。
ホスト 対象とするホストを指定します。ドメイン名またはIPアドレスで指定します。


コマンドの使用例

$ ping -c 3 linux.xxx.xx.jp 「linux.xxx.xx.jp」に対してパケットを3回送ります。
PING linux.xxx.xx.jp (xxx.xxx.xxx.xxx) from yyy.yyy.yyy.yyy : 56 data bytes
64 bytes from xxx.xxx.xxx.xxx: icmp_seq=0 ttl=245 time=69 ms
64 bytes from xxx.xxx.xxx.xxx: icmp_seq=1 ttl=245 time=73 ms
64 bytes from xxx.xxx.xxx.xxx: icmp_seq=2 ttl=245 time=59 ms

--- linux.xxx.xx.jp ping statistics ---
3 packets transmitted, 3 packets received, 0% packet loss
round-trip min/avg/max = 58/67/73 ms


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