UNIX入門 > Linuxコマンド一覧 > gzip

gzip ファイルの圧縮/復元(*.gz)


コマンドの機能

拡張子「.gz」形式でファイルを圧縮(復元)します。元のファイルは「ファイル名.gz」というファイルに置き換えられます。compress より高い圧縮が望めます。

コマンドの書式([]は省略可)

gzip [-cdflnvr] [-圧縮率] ファイル

コマンドのオプション

-c 圧縮データを標準出力します。既存のファイルは変更されません。
-d 圧縮ファイル(*.gz)を復元します。復元するファイルの拡張子「.gz」は省略できます。
-f 同名のファイルが存在する場合、上書きの確認用プロンプトを表示しないで強制的に上書きします。
-l 圧縮ファイルのリストを表示します。拡張子「.gz」は省略できます。
-n 元のファイル名とタイムスタンプは保存しないで圧縮します。
-v 圧縮結果(圧縮率等)を表示します。
-r ディレクトリ内の全ファイルを再帰的に圧縮します。
-圧縮率 圧縮率を1〜9の数字で指定します。デフォルトは6です。数字が大きいほど圧縮率は高くなりますが、圧縮に時間がかかります。
ファイル 圧縮(復元)するファイル(ディレクトリ)を指定します。


コマンドの使用例

$ gzip -v file1 「file1」を圧縮します。圧縮結果も表示します。
$ gzip -l file1 圧縮されたファイルのリストを表示します。
     compressed    uncompressed ratio uncompressed_name
           53            44 34.1% file1


関連するコマンド

zcat gunzip    

戻る