Windowsの時間同期のさせ方 (Windows7以降) まずは [コントロールパネル]>[管理ツール]>[タスクスケジューラ] を起動します。 タスクスケジューラ内で  ・[Microsoft]>[Windows]>[Time Synchronization]を開き、  ・[SynchronizeTime]を右クリックして[プロパティ]を選択します。 次に、[トリガー]タブに移動します トリガーを選択し、[編集]ボタンをクリック 初期設定では、1週間に1度、時間を合わせるよう設定されています。 これより短い間隔に変更したい場合は、以下の操作を行います。 まずトリガーを選択し、[編集]ボタンをクリックします。 [コントロールパネル]>[管理ツール]>[タスクスケジューラ] 1日に1回時間を合わせれば良い場合は、以下の様に設定します。 1日に1回時間を合わせれば良い場合 ▲クリックで拡大 [タスクの開始]は[スケジュールに従う]を指定し、 [設定]に[毎日]を指定します。 数時間で時計がずれてしまう場合は、以下の様に設定します。 数時間で時計がずれてしまう場合 ▲クリックで拡大 [タスクの開始]は[スタートアップ時]を指定します。 [詳細設定]の設定は、上図あたりが無難かと思います。 この方法で設定を変更した場合、PCの再起動は特に必要ありません。 (心配な場合は一度再起動しておきましょう) 従来のような方法を取りたい場合 従来の様にレジストリエディタからタイムサーバへのアクセス間隔を指定したい場合は、まず「トリガー起動サービス」からWindows Time(W32Time)を削除する必要があります。 削除方法 管理者権限でコマンドプロンプトを起動し sc triggerinfo w32time delete 「sc triggerinfo w32time delete」と入力します。 ChangeServiceConfig2 SUCCESS とメッセージが出ればOKです。 次に、レジストリエディタを起動します。 Windowsスタートボタン ▲Windowsスタートボタンから「ファイル名を指定して実行」を選びます regedit ▲regeditと入力 レジストリエディタを起動します。 次にレジストリエディタ内で HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\W32Time\TimeProviders tpClient の「SpecialPollInterval」の値 HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\W32Time\Config の「UpdateInterval」の値 上記2つのキーを開き、値を変更します。 SpecialPollInterval SpecialPollInterval ▲クリックで拡大 赤枠で括った値を変更します。 UpdateInterval UpdateInterval ▲クリックで拡大 赤枠で括った値を変更します。 どちらも、 DWORD値変更 ▲「表記」を10進数にして、「値のデータ」を以下の様に変更します 7日ごとに更新したい場合:604800 3日ごとに更新したい場合:259200 1日ごとに更新したい場合:86400 12時間ごとに更新したい場合:43200 1時間ごとに更新したい場合:3600 上記を設定した後、PCを再起動すれば設定が反映されます。 作動の確認 Windows7以降の場合、上記だけではタイムサーバへのアクセスが自動で行われない場合があります。 PCを再起動した後は、 [コントロールパネル]>[管理メニュー]から[サービス]を開き [コントロールパネル]>[管理メニュー]から[サービス] ▲クリックで拡大 Windows Timeサービスが「自動」または「自動(遅延開始)」になっている事を確認しましょう。 補足(上手く作動しない場合) レジストリを変更して時間合わせを行う場合、指定したタイムサーバーによっては上記の設定では上手く作動しない場合があります。 上手く作動しない場合は。以下のページが参考になります。 時刻同期設定 - Server/PC設定メモ 引用 時刻同期先サーバを設定(レジストリ) HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\W32Time\Parameters 名前 型 値 NtpServer REG_SZ time.windows.com,0x9(デフォルト) サーバが複数の場合は、スペースで区切る。 ntp.nict.jp,0x9 time.windows.com,0x9 NTPサーバと正常に同期出来ない場合は、下記を指定せず、NTPサーバ名のみを設定すると正常動作する場合がある。 値 方式 説明 0x0 Symmetric Active/Passive Mode NTP による標準的な時刻同期 0x1 SpecialInterval Windows 上のみ実装された定間隔での同期 0x2 UseAsFallbackOnly ドメインおよび外部の両方から時刻を同期 0x4 SymmetricActive 明示的なSymmetric Active/Passive Modeによる同期 0x8 ClientモードでのNTP要求 明示的なClient/Server Modeによる同期 0x9 0x1と0x8を組み合わせたもの 注意 時計サーバーには、世界中のWindows機が時間を確認しに接続を行っています。 時間のずれが殆ど発生しないマシンで頻繁に時間の同期を取るのは控えましょう。 サーバー負荷の原因になります。 5〜10分時計が狂うあたりを目安にしておきましょう。 おまけ: タイムサーバー(NTPサーバー)の変更 注意 下記手順 ( [インターネット時刻] のタブで時刻同期の設定を変更 ) から手動でインターネット時刻の同期を行うと、上の解説で行った変更はデフォルトに戻されます。 参考 [インターネット時刻] のタブで時刻同期の設定を行うと、SpecialPollInterval を使用する設定に変更される また、[インターネット時刻] のタブで時刻同期の設定を変更した場合、その設定は以下のレジストリに変更が加えられます。 HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\W32Time\Parameters インターネットで時刻を同期させる場合、近くのサーバーや軽いサーバーに接続する事で、より良い結果が得られる事があります。 「コントロールパネル」≫「日付けと時刻」≫「インターネット時刻」から、 「設定の変更」を選択します インターネット時刻 ▲「サーバー」タブを開くと標準で選択出来るNTPサーバーが、いくつかリストアップされています。 「今すぐ更新」を押してみて、軽いサーバーを選ぶようにしましょう。 補足 以下の操作でも、NTPサーバーを変更する事が可能です。 レジストリエディタで HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\W32Time\Parameters このキーまで進み、値「NtpServer」を開き、「値のデータ」にNTPサーバーを設定する。(その際は「,0x9」を加えましょう) (「コントロールパネル」≫「日付けと時刻」≫「インターネット時刻」≫「設定の変更」と同じ事を行っています。)   参考リンク Windows Time サービスにおける時刻同期の仕組み その他のNTPサーバー 上記リスト以外にも、NTPサーバーは多数存在しています。 「NTPサーバー」で検索をかけると、サーバーをリストアップしている紹介サイトもいくつか見つかります。そういった中から、自分の住んでいる地域に近い所を選択するのもありです。  ・NTP サーバ一覧その1  ・NTP サーバ一覧その2  ・国内の公共・公開NTPサーバー一覧 他にもNTPサーバーを探していらっしゃるサイトは沢山あります。 ご自分のお住まいの地域に近い所や、トラフィックに余裕のある所を選びましょう。 数時間単位で時計が狂う場合 ちなみに数時間単位で時計がずれたり、電源ON/OFFする度に時間がずれる場合は、マザーボードに付いている電池が切れている(通常3〜6年で電池切れ)か、マザーボードの故障が考えられます。 この場合、マザーボードの電池を交換するか、PCを購入したお店に修理を依頼するしか方法はありません。 他サイト参考リンク Windows Time サービスにおける時刻同期の仕組み Windows 7 および Windows Server 2008 R2 のスタンドアロン環境で Windows Time サービスが自動的に起動しない Windowsで「インターネット時刻」を設定しても、ぜんぜん時間が合わない問題の回避策|みくにっき。(出張版) Windows 7の環境でWindows Timeサービスが自動的に起動しないときの対処法 - pirosapの備忘録 <<前の記事  リンク紹介: 毎日のように産まれるAltcoinの ローンチをチェックできるカレンダー3種USB3.0機器から発生するノイズは、2.4Ghz無線LANに悪影響を与えるらしい。 次の記事>>▲ FacebookInoreaderHatenaTwitterLineFeedly(All)FeedlyRSSPocketsite-logo