■phpMyAdminのインストール まず、ダウンロードしたファイル「phpMyAdmin-2.3.3pl1-php.zip」を解凍してください。すると、「phpMyAdmin-2.3.3pl1-php」というフォルダが出てきますので、「phpMyAdmin」とリネームしてドキュメントルート(public_html以下)にでもコピーして置いてください。次に「phpMyAdmin」フォルダ内に格納されている「config.inc.php」の設定を変更していきます。ローカルで「config.inc.php」を開き、以下の部分を修正・変更してください。以下の設定は外部からデータベースを勝手に操作されないようにするためにも必ず行ってください。  $cfg['PmaAbsoluteUri'] = 'http://localhost/phpMyAdmin/'; デフォルトでは「$cfg['PmaAbsoluteUri'] = '';」と表示されている箇所を自分のドメイン名に変更してください。 例:)「http://127.0.0.1/phpMyAdmin/」、「http://win.kororo.jp/phpMyAdmin/」等  $cfg['Servers'][$i]['auth_type'] = 'http'; デフォルトでは「$cfg['Servers'][$i]['auth_type'] = 'config';」と指定されている箇所を「$cfg['Servers'][$i]['auth_type'] = 'http';」と変更してください。これによって、データベース内にアクセスする際にHTTP認証(ユーザー名とパスワードを入力)を使ってログインできるようになります。なお、デフォルトの'config'の状態の場合は、「.htaceess」を使用した認証を行うことになります。  $cfg['Servers'][$i]['user'] = 'ユーザー名'; //MySQLで設定したユーザー名 デフォルトでは「$cfg['Servers'][$i]['user'] = 'root'; 」と指定されている箇所を「$cfg['Servers'][$i]['user'] = 'ユーザー名'; 」に変更します。この時に使用するユーザー名はMySQLインストール時に設定したユーザー名を使用してください。ユーザー名を忘れてしまった方は、MySQLを起動し(c:\mysql\bin\winmysqladmin.exe)、my.ini Setupタブをクリックし、確認してください。  $cfg['Servers'][$i]['password'] = 'パスワード'; //MySQLで設定したパスワード デフォルトでは「$cfg['Servers'][$i]['password'] = '';」と指定されている箇所を「$cfg['Servers'][$i]['password'] = 'パスワード';」に変更します。この時に使用するパスワード名はMySQLインストール時に設定したパスワードを使用してください。パスワードを忘れてしまった方は、MySQLを起動し(c:\mysql\bin\winmysqladmin.exe)、my.ini Setupタブをクリックし、確認してください。  $cfg['DefaultLang'] = 'ja-euc'; デフォルトで使用する言語を指定します。デフォルトでは「$cfgDefaultLang = 'en';」となっているところを、ここでは「$cfgDefaultLang = 'ja-euc';」と指定しています。また、「ja」でも構いません。  $cfg['DefaultCharset'] = 'euc-jp'; デフォルトCharsetを指定します。ここでは「euc-jp」と指定しています。 以上、「config.inc.php」の設定を編集し終えたら上書き保存してください。 ■ブラウザでアクセスする 最後にブラウザを起動してphpMyAdminにアクセスします。ブラウザのURLにphpMyAdminまでのパスを入力してください(例:http://localhost/phpMyAdmin/ ) 。すると、HTTP認証の画面が現れ、ユーザー名とパスワードの入力を求められますので先ほど指定した(MySQLの)ユーザー名とパスワードを入力してログインしてください(以下図参照)。 ログインに成功すると、以下のような画面が現れます(・o・)オォ あとは左メニューのプルダウンメニューから編集したいデータベース名を選択して変更を加えていくだけです。こんな便利なツールを使わない手はありませんね!